自己紹介
自己紹介
初めまして。日本民謡幸真会のホームページへようこそ。私は二代目会主児玉宝謹よしのりです。
この度、幸真会にとって待望のホームページ開設の運びとなりました。
まずは関係各位への心からの謝意を表すと共に、今後共宜しくお願い致したいと思います。
私は’90年22才の春に、父である初代会主の逝去に伴い、’91年6月9日二代目会主として日本民謡幸真会を後継し、
現在に至っております。
民謡の会主という仕事でありながら若輩であった当時は、初めてお目にかかる方々から「幼い頃から民謡をやっていたのか」
とよく聞かれます。答えはNOです。
確かに、幼い頃から頭の中は何時も何らかの音楽が鳴り響いていた程、いわば生活必需品のようなものではありましたが、
それは民謡ではなく専ら洋楽でした。
幼稚園から小学校までテクニトーンを習い、中学高校時代は吹奏楽部でトランペットと学生指揮者をしていましたから、
好みのジャンルはクラシックか吹奏楽、フュージョンなどに絞られていました。
根っから民謡が好きだった父とは対照的で、家の中は民謡、でも私の頭の中は洋楽といった具合でした。
しかしそんな生活環境が、現在は有利に作用しています。
いずれにも片寄らずに、双方の長所短所を効果的に使い分け、保守や革新、時には中道ともなり得ます。
時代は、世紀末の融合を経て21世紀の統合へと進む。
あらゆる枠組を越えたとしても、戸惑う事は何もない。何故なら
遠い昔、全ては一つであったのだから。
私が常日頃、自身の基本としている信条です。これからの人類は、世界は一つであるという共通の意識を持ちつつ、
改めて民族の誇りや愛国心といったものを持つべきと考えてます。
その意味に於て、音楽を通して自己を表現する時、「民謡」は絶好の媒体であり、
日本民謡幸真会の存在、そこにご賛同下さる会員の皆様方とは、密接な関係にあります。
比較的平均年齢の高い、お稽古事の団体ですが、私たちなりに努力精進を重ねて参りますので、
末永く宜しくお願い申し上げます。