お金

お金

 新年明けましておめでとうございます。 

本年も拙いコラムではありますが、精一杯頑張りますので、何卒宜しくご愛読の程、お願い申し上げます。

 さて、年の始めのテーマは「お金」。新年早々あまりにぶっちゃけたテーマではあります。

今年から西暦2000年。占星術では、

西暦の最初の数字の「1」は、言葉というキーワード。「2」は、心というキーワードだそうです。

21世紀が心の時代と言われる由縁かもしれませんね。

その心の時代にあって、「お金」はどのような意味を持ってくるのでしょうか。

随分前ですが、自動車を最初に発明したといわれる、ドイツの某高級車メーカーのコマーシャルに、

「高い百円もあれば、安い百万円もあります」というコピーがありました。

今からお話しする内容とは若干趣きを異にしますが、喩えとしてお読み下さい。

 「お金」は人にとって最も大事な物の一つです。当然、人はこれにかなりの執着を持ちます。

殆どの人は、少ない支出で、多い収入を目指します。それは例えば、

その人にとって割りに合わない支出と思われた場合、嫌々ながらお金を払います。

そうやって出されたお金には、出した側の強い未練、「念」が篭る事になります。

「念」とは、一見、無限小の力に見えますが、実はこれ程、無限大の力を発揮するものはないのです。

本人のその「念」が解消されない限り、或いはそれ以上のプラスのエネルギーが作用しない限り、

何時までもそのお金に残って、何らかの影響を与えるものです。

 つまり、たとえかなりの高額収入であっても、それが人の恨みを買うようなプロセスなら、

そのお金によってもたらされるものは、決して公明正大なものではないでしょう。逆に、

たった一円玉ひとつにも、その人の大きな感謝が伴うならば、

それは次から次へと良いものを呼び、運んでくるきっかけになるだろう、という訳です。

 はっきり言って私自身、決して金銭的に裕福な暮らしをしている訳ではありませんが、

しかし、殊「人の思い」というものには、人一倍神経を遣っているつもりです。

例えわずかな金額でも、人様にお喜び戴けるよう努めさせて戴いております。

とは言っても、少しでも高額な方がいいに決まっていますが、かといって今まで、

そんなにガツガツしなくても、万事休す、困ってしまったという感覚はあまりありませんでした。

その一例として最近、私よりはるかに高額所得の方の、何とも寂寞とした生活ぶりを垣間見た時、

その方のお給料の出何処に一因があるのではと、感じた事がありました。

 私は、人として生まれた以上、感謝を旨として生きた方が良いと思います。

長い人生、時としてそれは難しい時節もあるでしょうけれど、でも「感謝」って、いい言葉ですよね。

「お金」は一種のエネルギーですから、それが感謝の念で満たされれば、何倍もの価値になるでしょう。

その意味で「心の時代」とは、今まで以上に「心」が大きなウェートを占めるようになってくる時代、

という事なのではないでしょうか。

感謝の念に満たされた「安い百万円」を具現したいものです。